今日の受検者も大型バイクの人と2人
時間になったので受付に行く。
大型バイクの受検者はこの間のお兄ちゃんではなく、
別の人だった。
今日の検定員はA教官。
この人もM教官と同じで雰囲気が柔らかい。
緊張しないように気を遣ってくれているのがわかる。
本来は私が先に走る予定だった。
前回、私が道を間違えたからか、
私が緊張でガチガチだったからかわからないが、
A教官からそんな提案をされた。
これは落とすための試験じゃないんだ
A教官は、ひと通りの注意事項を話したあと、
これは受かっていただくための試験ですから。
そうか。
これは落とすための試験じゃないんだ。
検定中止になるようなことをしない限り、
受からせようという意図があるんだと思った。
(試験場は辛いと思うけど)
説明を受けているうちに、
雨が降りそうな気配になってきた。
これで急制動の心配はなくなった。
カッパの準備をしていると、
本当に雨が降ってきた。
雨の中検定が始まった。
私はスクールバスの中で、大型さんの走りを見ていた。
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